「浄化槽管理士」資格取得☆

今回は社員の活躍を紹介します☆

当社の技術社員として汚泥再生処理施設に勤務している松本さんが、浄化槽管理士の資格を取得されました!おめでとうございます🎊

ところで浄化槽管理士という言葉は普段あまり耳にすることがないものですよね。

そこで松本さんに、どんな資格なのか、取得のきっかけなど詳しく聞いてみました!

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●「浄化槽管理士」とは?
下水道の布設が難しい場所では、生活排水や人の排泄物等をバクテリア等で分解して綺麗にした水を河川へと排水する、浄化槽と言う設備を導入している住宅や施設があります。その浄化槽の保守点検や管理をする為に必要な国家資格となります。

浄化槽

●取得のきっかけ
水処理施設は様々な物がありますが、種類が違っても考え方としては共通する事も多く、どれを学んでも無駄になる事はありません。
基礎を固めつつ難易度を上げながらの挑戦を毎年続けており、今年度はこの資格取得を目指しました。

●取得までの道のり
特には実務経験等の条件は有りません。
取得には2週間程度の講習の後に筆記試験合格での取得と、年1度の筆記試験合格での取得する方法の2つがあります。
講習は開催地域が少なく、長期間に渡り費用も大変掛かる為、筆記試験一発での取得を目指しました。
協会が発行している『浄化槽の維持管理』と言う書籍の各項目に照らし合わせながら、ひたすら過去問題集を解いていきました。
中には普段の業務経験と合致する項目もあり、その辺りは自信を持って試験に臨めたと思います。

浄化槽汚泥の引抜き

●普段の私の仕事内容
新見市衛生センター、いわゆる、し尿処理施設に勤務しています。
この施設では主に汲み取り式トイレ等の何も処理されていない生し尿と、浄化槽の定期的な清掃時に引き抜く浄化槽汚泥の2種類の汚泥を処理しています。
昨今では下水道の普及が進んできている為、年々搬入量は少なくなっていますが、山間部の多い新見市ではまだ需要がある見込みとなっています。
搬入された汚水には河川を富栄養化させる、窒素やリンと言った物質が含まれている為、それを生物処理により除去、最終的に綺麗な水にしてここでは河本ダムの河川へと放流しています。

●どう活かしていきたいか
普段の業務においてこの資格が求められる事はありませんが、この施設への搬入物の成り立ちを理解する事は、各設備の調整やトラブルへの対応を行うにあたりとても有用な知識ばかりでした。
これからも技術、知識の向上に努め、施設の水処理安定の継続と更なる改善に役立てて行きたいと考えています。

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松本さん、ありがとうございました!

資格を取得することは、知識やできることを増やし、業務にも前向きに取り組むことにもつながりますね。

当ブログでは、これからも社員の皆さんの活躍やスキルアップについても取り上げていきます!

 

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